猫の額より...

この頃は自分のこころの狭さに辟易している。

ずっと善い人になりたいと思っているのに

行動や思考に移せない自分がいやになる。

だからいつも、いつまでも、

こころが狭くて、他人に厳しく自分に甘い人間。

 

なのに傷つきやすい。

みんなそれぞれ、自分は傷つきやすいな〜と思って暮らしていると思っているんだけど

最近は特に、あやまって飲んでしまった魚の小骨みたいに、些細なことがずっと頭に引っかかって消えない。

相手は何も覚えてないようなことだし、自分でも気にしすぎだとわかっているんだけど、しばらくの間頭から離れなくて、やっと忘れられたと思ったらふとした瞬間に思い出してしまったりする。

私の喉は小さな小さな骨さえ見逃さないみたいだ。

 

そういえば小さい頃はナイーブな人間だとよく言われたし自分でもそう思っていたけれど、成長と共にだんだんその認識は薄れていった。昔より他人の言動にも耐性がついて、うまく流すこともできるようになったのに、またその性格が顔を出している。

困った弱った。そうして不思議だ。

ひとって結局根本は変わらないのかもしれない。ある面では。

 


こうしてねちねちくよくよ考えていると、いつもは蓋をして、見て見ぬ振りをして無いものとしている、真っ黒い箱を開けたくなってしまう。

わたしは時々無理にでもその箱を開けて、玉手箱を開けちゃった浦島太郎みたいに老け込みたくなる時があって、

これは一般的なことかと思っているんだけど、実際はどうなんだろう?

でも精神的な自傷行為はくせになってしまうから、あまりしてはいけない。と思っている。

 


「隣人を愛していこうよ。みんななんだかんだ言って、自分を宝物のように大事に扱っているじゃないか」と言っていた人がいて、よく覚えている。

色々な人がいるけれど、言葉は取り消せないから、慎重に発言したいと思う。

デリカシーのないことは言わないし、言えないような人間でありたい。

 


だいぶ日があいてしまいました。

文体もぐちゃぐちゃでお粗末ですが、ここまで読んでくれたひと有難う。