私にとって人生は船旅のイメージだ。
人生の荒波、というように
ときに荒々しい波や、土砂降りの雨を乗り越えなければならない時もあるし
一方で日差しも波もおだやかで、甲板で寝そべっていたいときもある。
たまに他の船と出会って仲良くなることも、あるいは、けんかをふっかけられたり強奪にあうこともあるかも。
食糧は自給自足だし、誰でも楽しい海の生き物やお宝、自然現象に巡り合うことができるわけではなく、時の運でしかない。
それでも船に乗ってしまっている以上、見渡す限り周りは海で、どこかへ逃げたくでも逃げ場はない。
(海へダイプする、という選択肢ももちろんある。人生からの離脱。)
人生、物心がつくころには始まっているように
気が付いた時には船に乗っていて、そして気が付いたら目的地であるどこかの地に到着(あるいは、漂着)しているのだろう。
そこがパラダイスか、荒れた無人島なのかは、誰にもわからない。
そして、その船旅でどこを目指すか(あるいは目的なんてなくてもよい)、
途中手に入れたもののうち、なにを手元に残すかは個人の選択の自由だ。
そうして選択を重ねるうち、航路や船の様相が定まってくるだろう。
何はともあれ、乗り掛かった船、楽しんでいきたいと思う。
やっぱりお天気が良い方がテンションが上がる
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電車の乗り換え口や駅に必ずといっていいほどある路線のマーク。
例えば、山手線は薄緑色の◯の中にYという文字があり、それぞれ○の中には路線の頭文字が入る。
だが、路線は何十本もあり、頭文字がかぶってしまうことが当然にあって
三田線は紺色の◯の中に「の文字がある。
こういう「頭文字ではない路線マーク」を目にすると、
「ああ、丸ノ内線に負けたんだな。赤色だし、向こうのほうが都内を走っていてユーザーが多そうだもんな」と
勝手に路線を擬人化し、同情してしまう。
頑張れ、三田線。
長いこと三田線沿いに住む叔父が
「三田線は遅延が少なくて、災害にも強くて滅多に止まったりしないんだぞ」とよく口にする。
きちんと見てくれている人はいるんだ。
頑張れ、三田線。
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今更国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を見、辻村深月の「凍りのくじら」を読んだため
大きな海で泳ぐくじらを見たくなった。
最近のわたしは海がテーマみたいだ。
むかしから、海か山かと問われたら絶対に海だ。
それは海で泳ぐのが好きだからとかいう理由ではなく、
ただ海鮮が好きなのと、きらきらひかる青い波面をみるのが好きだからだ。
どちらも宝石みたいでとってもきれい。
じりじりと陽が照り付けるような日でも、海の音を聴くと体温が下がるような気がするから不思議。
暑くて熱くて、とても素足で日向の砂浜なんて歩けないから、木陰で座ってぼんやり海を眺める。
たまに吹く風は海風でも気持ちが良い。
そんな瞬間を、多くの人が簡単にイメージすることができるのではないだろうか。
私の耳は貝の殻
海の響きを懐かしむ
学生の頃国語の教科書で見たこの詩を、ずっと覚えている。
そういえば、小さい頃は図鑑が大好きで何冊も買ってもらい、飽きもせずに気に入ったページを繰り返し読んだものだが
中でも貝殻と宝石の図鑑は一番初めに買ってもらった本かもしれない。
こどもあるある:消えないペンで落書きしがち。
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ここまで読んでくれた人がいたら有難うございます。
遅れを取り戻すべく必死です。
5月はたくさん良いアルバムがリリースされたね!
Billie, Zayn,dua,Sasha,Sia...
都内に住んでいると、大変気軽にLiveに行けていいよ。
いよいよ暑くなりそうで今から嫌な気持ちになりつつありますが、今年も生き延びたい。